オリーブオイルは悪玉コレステロールを減らす
オリーブオイルは、不飽和脂肪酸の中では、一価不飽和脂肪酸が多くて酸化されにくく、脂肪酸の中でもオレイン酸を75%と大量に含んでいます。
このオレイン酸は、コレステロールの代謝に関わる脂肪酸として注目されています。
事実、オリーブオイルを主としたエネルギーとして使っている地中海地方では、動脈硬化が少なく、心筋梗塞や脳血管障害の発生率がきわめて低いという報告があります。
オリーブオイルは、バージンオリーブオイルを
オリーブオイルは、オレイン酸含有率が高い油ほど酸化されにくいのですが、その種類もさまざまです。もっとも良質なものは、最初に圧搾して絞る、一番搾りのバージンオリーブオイルです。
これには、3ランクがあります。オレイン酸含有率が最も多いのは、「エクストラ・バージン」です。動脈硬化の予防には、「エクストラ・バージン」がおすすめです。

セサミノールという物質が注目されています。これはごまに含まれるセモリンという成分から精製される物質ですが、このセサミノールには、高い抗酸化作用があることがわかってきました。
活性酸素は強力な酸化力を持っていて、人の身体を老化させて機能を低下させたり、ガンあるいは動脈硬化現象などに、とても関係しています。活性酸素によって脂質は酸化してしまうのですが、この働きを抑える抗酸化成分の一つが、ポリフェノールとなります。
ニンニクの匂いは「アリシン」というという成分の匂いですが、このアリシンはビタミンB1と結合して、糖質の代謝を促進します。ニンニクを食べると血行が良くなり代謝が高進します。
大豆は「畑の肉」と呼ばれる低脂肪、高タンパクの食品です。また、大豆タンパクは、飽和脂肪酸をつれてこない健康食品でもあります。
唐辛子の辛みは、カプサイシンという特殊成分です。カプサイシンは、体内に蓄積した脂肪を燃やしエネルギーの消耗を促進する働きがあります。
鶏のささ身はとても優秀な低エネルギーの食品で、脂肪分が0.5%となっています。更に、含まれているタンパク質量については肉類の中でも最上級という優れた食品です。このささ身を料理する際に油を使用しなければ、質の良いタンパク質を低エネルギーで摂取することが可能となります。
サーロインやロース、バラ肉などは、脂肪が多く含まれているので、高エネルギーの象徴ともいえる食品となります。脂肪の少ない、もも肉やヒレ肉などは、低エネルギーの食品となります。ですが、どんなに低エネルギーの、もも肉やヒレ肉といった食品でも、調理方法が油で揚げたり炒めたりするという方法となれば、余計な油を加えることになってしまいます。
レバーは、エネルギーだけに注目すれば、思っているほど高カロリー食品ではありません。ですが、含んでいるコレステロールの量が、通常の食肉よりも5倍ぐらい多く含んでいます。ですから、痛風の要因となっているプリン体もたくさん含有していることになります。
本来、脂肪をたくさん含んでいる肉類を、天ぷらやフライとして料理するのはお薦めできません。なぜなら、さらに油を足すことになってしまうからです。天ぷらやフライの衣が含んだ油は、含んだ分、余計なエネルギーとなってしまいます。なので、揚げ物にして食べたいのならば、衣の無い素揚げにするとか、唐揚げという調理方法にすると良いでしょう。
蒸し料理やゆで料理という調理方法は、余計な油を減らす良い料理方法です。料理の作り方を学ぶときには、美味しい味付けを勉強するだけではなく、蒸し料理やゆで料理など、たくさんの調理方法を勉強するようにするとベストでしょう。そのようにすれば、蒸し料理やゆで料理といった調理方法で、肉類をおいしいと感じながら食べることが可能となります。
煮込み料理に使用する肉類も、油の少ないものがベストです。ですが、油の少ない肉類というのは、どんなに工夫を凝らしても、旨味に物足りなさが出てしまいます。ここで、便利なのがお酒です。
長寿県でも有名な沖縄では、豚を残すことなく全部食べ尽くしてしまうと言われています。ですが、豚は脂肪分を含んでいますから、脂肪分を含んだままの豚肉をそのまま全部食べるというわけではありません。