子宮筋腫
子宮の筋肉にできる良性の腫瘍のことを子宮筋腫といいます。原因は女性ホルモン(エストロゲン)の影響が大きいといわれています。
初経以後は、エストロゲンの影響を受けますから、加齢とともに子宮筋腫が増加することになります。子宮筋腫は、腫瘍ができる場所や大きさによって症状が異なりますが、月経痛、過多月経、不正出血が3大症状です。
しかし、自覚症状の出ない人も多く、そのような人までを含めると、成人女性の4人に1人が持っているといわれています。
癌のような悪性腫瘍とは違って、生命をおびやかすことはなく、子宮筋腫が癌になりやすいということもありません。ですから筋腫が発見されたとして、あわてることはありません。
無症状で他臓器を圧迫するなどの影響がない場合は、直ちに治療の対象にする必要はありません。

卵巣は、梅の実よりもやや小さい臓器で、右と左の両方に1個ずつあります。
乳房にできる痛みやしこり、膿や出血等の症状で、良性であれば乳腺腫(瘍)といい、悪性の場合乳がんといいます。
毎年約1万8000人が発病し、女性では胃がん、乳がんに次いで多いがんです。わが国では、子宮体部がんの発生する割合は少なく、子宮頚部がんの約5%ほどでしたが、最近増加して、治療施設によっては30%を超えるようになりました。
子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」があり、「子宮頸がん」がおよそ8割を占めます。これは子宮の入り口付近にできる癌で、ゆっくりと進行することが多く、早期に発見すれば回復力は高まります。
卵巣は子宮の両側にある一対のうずらの卵大の小さな臓器です。 しかし卵子を作るとともに女性ホルモンを分泌する重要な臓器でもあります。